二宮町商工会では、伴走型小規模事業者支援事業に取り組んでいる事業所に取材をし「元気な事業所紹介」と題し、インタビューを掲載することとなりました。今回は自宅兼店舗を開業されているプラタナスの樹のオーナーさんにお話しを聞きました。

質問1 二宮町での創業のきっかけを教えてください。

秦野で美容師として仕事をしていました。その頃、心泉学園とエリザベスサンダースホームで髪を切るボランティアをしたのがきっかけで、施設の子供達がいつでも髪を切りに来れるようにという思いがあり、心泉学園の近くに自宅兼サロンをオープンさせました。現在では心泉学園の児童とは園長先生や方針も変わってしまい、学園でカットするということになり、直接来店する機会がなくなりましたが、現在でもエリザベスサンダースホームの子供達がカットに訪れることもあります。

質問2 創業後の販売開拓はどのようにされましたか？

インターネット、HP、ブログ、facebookをやっています。またLINE＠などでお客様とのコミュニケーションを、オンラインですぐに受けられるようにしています。またDM配布なども続けていて、反響を得ています。ブログやHPでは動画配信なども行っています。お店で扱う特徴的かつユニークな美容商品はお客様にファンも多く、主にそれらの商品の紹介などもしています。

質問3 事業をする上で、心がけていることはなんですか？

お客様に喜んでもらえうことを第一に考えています。また、髪の毛をカットするのと同時に、いろいろなお話をして負の感情なども落としてもらい気持ちをすっきりしてもらえるように配慮しています。お客様を笑わせることも大事にしていて、カットして、元気になってもらえたらと思っています。

質問4 伴走型の体験前と後ではどのような変化がありましたか？また、感想などありましたらお願いします。

少しでも売り上げを伸ばしたいという思いで今回伴走型を受けました。決算書を読むことなど、経費がどれくらいかかっているかなど、数字を読むことを学び、衝撃を受けました。

質問5 いま現在の自社の課題と考えるのなんですか？

当店は通りに面してはいない住宅地の中にある店舗のため、見つけにくさはあります。理想を言えば、路面に出るような店舗と、自宅兼店舗の2店舗運営なども将来的に考えていきたいと思っています。

質問6 これからの抱負や目標があればお聞かせください。

少しでも売り上げを上げることを目標に、今後は自分の子供が美容師をやりたいという可能性もあるので、そう言われたときに対応できるようにしたいのと、その時は違うモチベーションでできると思っています。

質問7 お店や会社について紹介したいこと、売りや特徴などがありましたらお知らせください。

当店で取り扱っている美容商品や他では類がない、ユニークなものや、珍しいものをお取り扱いしています。人気商品でもあり、毎年行っている福袋のシーズンには、商品目当てでたくさんのお客様にご購入いただいております。また、私自身は実家がお寺なのもあり、カウンセリング的なことにも興味があり、お客様のお話を聞かせていただいて元気になってもらえるようにと心がけています。美容院ではありますが、商品や会話など、サロンで楽しんでもらえたらと思っている次第です。