元気な事業者紹介 vol.3 田邊

二宮町商工会では、伴走型小規模事業者支援事業に取り組んでいる事業所に取材をし「元気な事業所紹介」と題し、今回取り組みを掲載することとなりました。

質問1、二宮町での創業のきっかけを教えてください。

先代がやっていたから引き継いだだけですが、、現在4代目です。
元々、先祖が二宮町で漁師が獲った魚をまとめて市をしていたことが始まりで、
あと2年後に、創業100年目になります。
創業当時は、曾祖父は、市場のようなことをやっていました。
昔は二宮の海で鰤が山のように獲れた時代がありました。
漁師の親分のような人だったので、獲れた鰤を卸をしていました。
鰤が取れなくなり、今のような問屋のようになりました。

質問2、創業後の販路開拓はどのようにされましたか?

インターネットでの販路開拓を多少していますが、あまり効果がないのが実感です。
営業は自分自身でしています。主に知り合いの紹介で西湘地区、湘南地区でやっています。
涼しくなったら近郊にチラシを撒いたり、月一で朝市をやったりしようと思ってます。

質問3、事業をする上で、心がけていることはなんですか?

良いものを厳選し、品質の良いものを扱うことです。
当たり前ですが、問屋として、お店に迷惑をかけないことがモットーです。
その日に準備する、スケジュール通りにお店に納品するなど、年中無休で綿密なスケジュール
調整をしています。

質問4、伴走型の体験前と後ではどのような変化がありましたか?

今回の伴走型で、パッケージのシールデザインを変更しました。
それにより、おかげさまで目標数値を超えました。
今後投資に回していって、会社やお店をより良いものにしていこうと思ってます。

質問5、今現在の自社の課題と考えるのはなんですか?

後継者です。今、色々と検討しているところでございます。

質問6、これからの抱負や目標があればお聞かせください。

駅前のお店に、お蕎麦屋さんを作りたいと思っています。
自社商品を使った、美味しい出汁を味わえるお蕎麦を提供したいです。また、お店の前のスペースを生かして、町の人々が交流できるような市(マルシェ)などもやってみたいと思っています。

※伴走型とは、小規模事業者支援法に基づき、二宮町商工会が経済産業省より経営発達支援計画の 認定を受けて実施する事業で「需要開拓や経営承継等の小規模事業者の課題に対し、事業計画の策定や着実な 実施等を事業者に寄り添って支援する体制のこと。