元気な事業者紹介 vol.1 にのみやカフェ

二宮町商工会では、伴走型小規模事業者支援事業に取り組んでいる事業所に取材をし「元気な事業所紹介」と題し、今回取り組みを掲載することとなりました。

質問1、二宮町での創業のきっかけを教えてください。

隣町の小田原で育ち二宮の高校に通っていた当時、山の緑色と海の青色が眩しくてとても大好きな町でした。この町に活性化してもらいたい、この町を盛り上げたい、日本全国の人に知ってもらいたいと思ったのが 創業するきっかけでした。 育児が一段落して、これから人の為に何が出来るのか考えたときに、安らげる空間と日常から少し離れた時間を過ごしてもらう場所を提供できないかと考え、料理・菓子作りが好きだったこともありカフェを始める決心をしました。

質問2、創業後の販路開拓はどのようにされましたか

実際にはSNSをご覧になってのお客様が多く来店されています。インスタグラムの写真を更新すると自社のHPにリンクされ、写真も更新されるようになって最新の写真も見ることができます。

質問3、事業をする上で心がけていることはなんですか?

人とコミュニケーションが大切だと思っています。 新規のお客様にも様子を見て声をかけることを心掛けています。にのみやカフェはお客様との距離が近い 空間なので、そのお客様がどういう目的で来店して頂けたのかを、いつも感じるようにしています。

質問4、伴走型の体験前と後ではどのような変化がありましたか?

お店をオープンして6ヶ月のときに伴走型の体験をさせていただきました。その当時は、今の売り上 げやお店についてのことを一番に考えていました。5年後、10年後の事業計画書を作成するにあたって経営のアドバイスを頂き、先を見据えての仕組みづくり を自分なりに考えることが出来ました。

質問5、今現在の自社の課題と考えるのはなんですか?

1周年が無事迎えられ、次のステップに上がる時期かと思っています。ここで店舗と併設して事務所を設け、 業務の見直し、スタッフの育成に力をいれ、これからの仕組みを作り上げていくことが課題です。

質問6、これからの抱負や目標があればお聞かせください。また売りや特徴なども是非お願いします。

安心安全な食材を提供することを一番大事にしています。たくさんのお客様に喜んでもらいカフェを利用し続けて来ていただけるようなお店にしていきたいと思っています。 今後は更に手作り陶器の販売にも力をいれ陶器の魅力も知って頂き、世界でたった一つの陶器を使ってお料理も提供していきます。 また安心安全なものを引き続き提供する取り組みとして、二宮産の湘南オリーブを使ったドリンクを初めスイーツなどでも提供していきますし、ワークショップ、マーケットなども盛んに企画、提供していき地域を盛り上げていこうと思っています。

※伴走型とは、小規模事業者支援法に基づき、二宮町商工会が経済産業省より経営発達支援計画の 認定を受けて実施する事業で「需要開拓や経営承継等の小規模事業者の課題に対し、事業計画の策定や着実な 実施等を事業者に寄り添って支援する体制のこと。